明日、頓挫している出版への対応の打ち合わせに行けなくなったことを連絡すると「あなたの原稿が遅れたらだと、先方は理由にしている」と言われた。原稿が遅れたことは確かだけれども、どうしても書けない状況にあったのだから仕方がない。「責任とる」と言うしかなかった。遅れたことを言い訳するつもりはない。相手だって、私に責任とらせようなんて思ってないことはわかっている。それならどうして、「私のせいと言っている」とあえて言うのか。私なら絶対言わない。そんな人を傷つけるようなことは言わない。言っても仕方ないことは言わない。私の原稿が遅れたって、編集−印刷作業が進められることくらいわかっている。 こんなに出版の話がもつれたのも、先方の話を信じてお金を自分の判断で振り込んだのが発端なのに、私はそのことは一言も責めていない、自分の判断で振り込む際に何を考えたか理解しているつもりだし、責めても振り込んだお金は返ってこないから。 私は人に言いたいことの10分の1くらいしか言ってないのかもしれない。でも仕方ない、そんなふうにしか生きてこなかったのだから。
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