今日の日記

ひとりごとのようなこと、書いています。
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...... 2004年01月20日 の日記 ......
■ 子どもの事件   [ NO. 2004012001-1 ]
高校3年生の子が自宅で出産して、亡くなった赤ちゃんを山中に埋めたという事件。
女の子が妊娠していたことに親は気づいていなかったらしい。
その理由らしきことを「両親の共働き」という論調で言っているのは、びっくりした。
専業主婦の母だったら、気づいただろうということらしい。
まわりの人が彼女の妊娠に気づかなかったことは、なんとなく理解できる。
お腹が目立たないような服装はいくらでもあるだろう。
ニュースを聞いているとなんかとっても稀有な事件のように言っているけど、こんなこと、誰の身にも起こり得ることだと思っている。
高校生がセックスするって、別に珍しいことじゃないでしょう。
避妊をしたのか失敗したのかよくわからないけど、高校生の性のほうがやっかいなような気がする。
勉強なんかしているより、学校行っているより好きな彼と一緒にいるほうが100倍、楽しいと思う。
その結果の妊娠。
本人がいつ気づいたのかわからないけど、いくら鈍感でも半年もすればわかっていたはずだろう。
でも、その子は誰にも相談しなかったのだろう。
まして親になんんて。
人間、言いにくいことを放置してしまうことは多々ある。
付き合って、セックスして妊娠して、出産して。
この流れはなんにも不自然ではない。当たり前に起こること。
それを妊娠、出産と大げさに言うことはむしろおかしなことなのかもしれない。
出産も、専門家の手を借りずに行ったのだろう。
それも妊娠が、特別なことではなくて、自然なことだから。
そういう自然のなかで必然的に起こったことは、赤ちゃんを山に埋めるという、どうしようもない行為によって、すべて異常なことととして語られるようになった。
異常ではなくて、自然なことなのだ。
要領よく中絶しなかっただけかもしれない。
どうしようと思っているうちに、産んでしまったのかもしれない。
言いにくいことほど、あとにまわしたくなるということを、しっかり受け止めたいと思う。

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