今の役職についてから、その手当ては「生活費」にあてないようにした。 手当てを目的にその役職についているのではないということのわたしなりのケジメのつもりだった。 そう思ってできるだけ積立をするようにしていたら、もちろんわずかだけれども、まとまった金額になったのはいわば副産物。 この役を降りたときには、できるだけ自分のために使おうと思っていた。 それでもまったく積立をゼロにしてしまう勇気もなく、金額を下げてきた。 これも退任のためのひとつの準備か。 使いながら貯めながら、適当に考えていこうと思う。
そういえば、退職手当もないなーとわかりきったことを急に思って、それだったら自分のために「ごくろうさん」のご褒美を出そうとこれまた急に思った。 そういっても、自分のために結構、いろいろなものをすでに買っている。 フィラのバッグを買ったのも陸上観戦用。 デイバッグでは、咄嗟に資料などを出せないから、肩掛けタイプのものが欲しかった。 それから記録用のボールペン、それと4ウェイバッグ。 これも陸上観戦のためにいいのではと思って買った。 節目だからと自分に言い訳しながら、いろいろと買っているけれども、あらためて自分へのご褒美の金額を前にして、さて、何に使おうかと思う。 買ってみたいものはあるけど、とうていあきらめているものもある。 手当たり次第に買ってもあまり嬉しくないだろう。 お金なんていくらあっても困らないと思うけど、でも、普段あまりつかいつけていないと、かえって困るものだと認識した。 |
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