わたしもかかわった企画で、はじまりの挨拶をお願いされて、それだけでもドキドキしてしまう。 ちょっと早めに会場入りして、一応、考えていた挨拶をメモしておいた。 挨拶は短く。 伝えたいことはふたつ。ひとりひとりの声を大切にした運営になること、今年は平和についてみんなで考える年にしたいということ。 でも、午後の会議で感想を聞いたら、もうひとつ伝えることを忘れていたことの気づく。 今日は、初心者を対象にしているもので、具体的な活動を示す場でないということを伝えるのを忘れていた。
「学習会」のようなものに行った感想を聞くと、「もっと○○してほしかった」というものがある。 もちろん、そうやって積極的な気持ちをもつことは大切だけど、逆にいえば消極的なんだと思う。 与えてもらうのを待つ。 自分の希望とぴったりあった、おあつらえの学習会などあるわけがない。 大切なのは、学習会に出て、自分で考えて、自分で行動すること。 自分で考えることをせずに与えてもらおうというのでは、いいことはない。
それから今日のワークショップでは、「まずはひとりずつ話しましょう」と言っているのに、それを破る人がでてきて、それを制するのがたいへんだった。 まずはだれもが均等に発信すること、それをして欲しかったから「ひとりひとりの声が大切にされる運営」と言ったのに。 困ったさんは、どこまでも困ったさんらしい。 |
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