特別に感傷的になるわけでもなく、淡々と退任の日をむかえた。 ほっとしたというか、肩の荷が降りたというほどの肩の荷はなかったけど、でも、もう「組合員のために」とか「組合員はどう思っているか」という視点でものを考えなくていいのが嬉しい。 なんかそういうものの考え方をするのが、身体にしみついてしまっているから。
この8年間、その前の活動を含めたらもっと長いけど、いろいろな面で勉強させてもらったし、この活動にかかわれたことがよかったと思っている。 その一番、よかったのが、「自分のことだけを考える」という視点が払拭できたことだと思う。 自分のことだけ考えてたら、面白くないし。 それが今までは「役割」としてあったのからフリーになれたのは、やはりほっとしたことだった。
そんな退任の思いを掲示板に書いたところ、そのことに関してメールをもらった。 新しいスタートを切るにあたって、たいへん嬉しい内容で、こんなふうに思ってくださる方もいらっしゃるのだから、頑張らないと思う。 退任といっても、完全に切れてしまうわけではなくて、いろいろと関わるところがあって、そういうときの自分のスタンスに戸惑いがあるなか、よかったと思う。 言葉の力って、大きい。 |
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