慣れているので、特別に緊張もすることもなく、コース上で待っていたけど、今年はどういうわけか、1区の新谷さんが近づいてきたとき、感激のあまり涙が出て止まらなかった。 いつもなら声を出して応援するのに、凍りついたようになってしまい、ガンバレーと気持ちのなかで言うのが精一杯だった。 新谷さんに続いての後続のランナーも、みんな頑張っている姿をみてまた感動。 やはり声をかけられなかった。 築女の野原さんは3年連続1区。 1年のとき、遅れて必死で走っている姿を思い出した。 同じ学年に新谷さんがいて、駅伝では新谷さんに勝てなかったけど、野原さんは強い選手。 これからまだまだやってくれると思います。 野原さんと同じ山口出身で、須磨学に来られた廣川さんは、結局、高校駅伝には出られませんでした。 中学のときは、野原さんよりタイムはよかったと思います。 でも、須磨学の選手は卒業後の活躍がむしろ楽しみです。 須磨学で学ばれたことを今後に生かしてほしいと思っています。
男子は、失礼ながらノーマークの世羅が前半は先行した。 外国人選手の貯金をあとの選手が使い切らないで走っていったから。 外国人選手の起用は反対ではない。 「和製チーム」にこだわったら世界に通用する選手が育たないと思う。 でもでも、やっぱりケニア人は別物だと思う。 だって「ちゃう」もん。 あの脚の長さ。 どうやって勝てちゅうのかって思う。
高校駅伝も競技のなかのひとつの通過点とみたら、そこでの成績ってあんまり気にしなくていいのかな。 よくわからないけど。 でも、「全国大会」ってやっぱり出ることに意義があるし、むしろ都道府県での戦いのほうがキツイし緊張するような気がする。 そう思ったら、やっぱり外国人云々というのは、よくないのかもしれない。
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