仕事といっても、簡単な答案が1枚だけ。 今年度から始まった、高校の入試対策。 京都の中高一貫校の入試に作文があるように、にわか作文や小論文が重視されるようになってきている。 たしかに文章を読めばその人のことがいろいろわかるので、いいかもしれない。 でも、低学年になるほど、成績と作文の出来はリンクすると思う。 文章でその人の個性まででてくるのは、もう少し年齢が上だろう。
文章を教える立場になって15年にもなるが、もしわたしの時代に小論文や作文が重視されていても、わたしはそれを強みに進学することはできなかったと思う。 作文は嫌い、でも、書く文章はちょっと人とは違っていた。 それは深くかかわった担任なら理解してもらえただろうが、入試のような一発勝負では太刀打ちできなかっただろう。 ただ、文章を教えることといい文章を書くことは別だから、なんともいえないが。
わたしが文章を書けるようになったのは、中大で民訴の先生に「説得力のある文章とはこういうもの」と教えてもらったのがきっかけで、そのときとったノートは、後生大事にしていた。(でも、今はどこにあるのか不明。) それをもとに、同人誌に投稿したり編集したりしているうちに書けるようになって、その後、心斎橋大学で修行をして今に至る。
心大は20期生だとか。 わたしが5期だから、終了後10年になるか。 ふぅ〜。 |
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