いちおう法律で有名なところで勉強した身というのに、まったく実践には使えていないというのが、わたしの能力レベルらしい。 ずっと前にもある相談に行ったとき、相談員の人よりわたしのほうが知識があった。 つくづく、知識があっても使えなかったら、知識があるとはいえないと思ったものだ。
今、格闘している法律も、「これ使えないんと違う?」というもの。 それをわかったうえで、ひとつひとつ核心に近づけるように事実を積み重ねていくって、やっているとなかなか面白い。 針の穴を通るようなものとあきらめていたことが、もしかしたら通れるかも、と錯覚すらしてしまう。
そうはいっても不信感はある。 こんな使えない法律、あっても仕方ないやんって思う。 なんのために作ったのと。 会社法なんかが日進月歩なのより、もっともっと現実が動いていることやから、リーガルマインドだって変わってくはず。 で、リーガルマインドって、なんやったけ?と、また不安になる。
仕事のシステム変更で、仕事の依頼がない人からの不満が大きくなっている。 わたしだって、そっちの身分になるはずやったのに、なぜか仕事がくる。 もっと仕事がしたい人にまわしてあげたいよーと思いつつ、不平、不満のあるときだけ、掲示板に参加するというのもどうかと思う。 わたしなど、ふだんからネタを提供して、教材についていろいろ考えているのに、そういうときには全然、参加しないでと思ってしまう。
わたしもシステム変更で不安はあったし、不満もある。 でも、そういうことをわかったうえで、仕事を続けるという選択をしたのだから。 自分の選択に対して、どうかということやと思うんやけど、でも、どうなのかな。 仕事がきている身だからいえることかもしれないけど。 |
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