治療をされているということを聞いて、募金をしたので、その報告書が届いた。 アテネオリンピックのときには、すでに発病されていたとのこと。 それでも体調不良のなか、合宿などこなしてられたというからびっくりした。 でも、わたしが一番不安になったのは、治療中に森さんが精神的にとっても不安定になられたことだった。
わたしなど、ちょっとした病気の予兆だけで、真っ暗になってしまうような人間だから、だから、ほんとうに病気が現実のものとなったとき、自分がどうなってしまうのかとっても不安に思っている。 不安に思ったところで仕方がないのはわかっている。 なったときはなったとき。 みんなそうやって乗り越えているようだ。 元気づけられるのは、そういう病気になっても、とっても前向きに発信している姿だ。 もっとも心に残っているのは、ダイエーホークスの藤井投手。 死の直前まで、「自分は幸せ者」と発信されていたことだ。 そんな状況になって、自分の病気をマイナスに捉えるのではなく、幸せ者と発信できるというのは、なんと強靭なことか。 幸せ者と言われたら、周りの人はとっても安心するかもしれない。 もっとも辛い状況でも、そういう発信のできる藤井投手はほんとうに強い人だと思う。 それだけ一所懸命に生きてきたことの裏返しだと思う。
自分は果たしてどうだろうか。 わたしの身近にも、病気を抱えた人がいる。 どういうふうに過ごしてられるのだろうかと、想像するだけ、少しでもいい状況になりますようにと祈るだけ。 それだけしかできない。 もし自分が病気になったら、周りの人にどうしてほしいと思うのだろうか。 たくさんの人と会いたいのだろうか、それとも、病気の自分はみられたくないと思うのだろうか。 できたら、たくさんの人と会いたいと思えるようになりたいなぁ。 それくらい強い自分でいれたらと思う。 |
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