とくに発言するようなこともなく、ただ座って聞いているだけだった。 こういうところで発言する消費者というのは、いったいどういう人たちなんだろうと思う。 自分の消費者のひとりとして参加しているし、意見を求められるときは消費者としての意見だから、自分もそのなかに入っているけど、どうもついていけないことが多い。 ときどき、わたしは消費者として当たり前の感覚を失っているのではとすら思ってしまう。
どういう意見をもっていてもいいけど、わたしが許せないのは、「外国は次元が低い」という感じで発言されるのがとってもいや。 そんなにあなたたちは立派なんですか?と言いたくなる。 それに、そういう発言をする人たちのなかに太った人がいたら、BSEや農薬の心配をするより、生活習慣病のリスクのほうが大きいのにと、つい心配してしまう。 ああいう人たちはいったいどういう食生活をしているんやろうか。 野菜をちゃんと1日350グラム以上とって、肉、魚、卵、牛乳などちゃんととっている人たちなら、いろいろな心配をすればいいやろうし。 わたしも含めて、言っていることとやっていることは、たいがい違っている。 そういうものらしい。
偏った消費者ではなく、世間のだいたいの人たちの考えを代表できるような、そういう位置にいたいなぁと痛感した1日だった。 |
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