研究会の30週年イベントで、朝からお手伝いをする。 この日のためにたくさんの人が準備をしてくれて、当日だけというのは、申し訳ないけど、一方で、わたしは別のことをしているので仕方ないか。 何もかもはできないからね。 久しぶりに会う人もたくさんいて、嬉しかった。 「いくつになったの?」と普段、聞かれないこともよく聞かれたし。
でもなぁ、2部の「わたしを語る」ところはなんともいえへんかった。 人の語りを聞いて、なるほどと思うけど、でも、それがどうしたとなる。 そうやってみんな悩んできたといえばそうやけど、それをみんなの前で語るということは、わたしはしてこなかったので、なんかヘンな感じ。 でも、わたしは別の形で表現しているし、それはそれいいか。
車いすの人が、研究範囲に関して、言ってくる。 のらりくらりとかわしてきたけど、Kさんがズバっと言ったもので、それでわたしも火をつけられて、ズケズケといろんなことを言った。 相手が障害者でなければ、どうしていたなかと思うけど、それはたぶん一緒。 でも、車いすというだけでそう考えてしまうのは、自分のなかの偏見か。 でも、車いす関係なしに、「どうしてこういうことをやらないのか」ということは、必ず通る道やと思う。 やらない人を批判する前に、自分は何をやっているのかを問わなければならないのに。
こういう当事者性をたたき込んでくれた研究会に感謝というところか。 |
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