利用者さんにお茶を入れてもらった。このところの自分の弱さから、なんでもいいからお話したいと実は思っていた。 そういう気持ちが伝わったのかどうかわからないけれど、お茶を入れてもらったときには、断らずに受け入れた。 ほんとうはいけないことはわかっているけど、なんかそうすることで、少しは自分が救われるような気がした。
すっかり救われたわけではないけれど、少しほっとしたところがある。 長く生きてきた人と一緒にいることで、少しは魔法にかかっているような気がする。 魔法でもなんでもいい。 少しでも楽になれるのなら。 |
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