今日の日記

ひとりごとのようなこと、書いています。
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...... 2004年04月20日 の日記 ......
■ 理想や夢   [ NO. 2004042001-1 ]
前々から書き残しておこうと思いながら、書いていなかったことがある。
「アニメオウム真理教」というのを見ていて、それを作った人がどうしても「アニメ」にできないといっていたことだ。
サリンで父親を亡くした娘が、被告の井上に言う言葉。
井上はたしか京都出身だと思う。
高校生のときから、現実社会に否定的で「理想」を求めていたらしい。
当時、作った詩には、「疲れたサラリーマンにはなりたくない、理想は、、、」という言葉があったらしい。
それを知った被害者の娘が、
「疲れたサラリーマンになりたくないって、みんなそうして生きてるんじゃないか。理想? 真理? そんなものなくても、わたしたちは幸せだった。」
という主旨の発言をしたというところだった。
「理想なんかなくても幸せだった」。
たしかにそうかもしれない。
わたしは、どちらかといと、夢や目的をもつことを大切に思っていて、あまりそういうことを考えない人をよく思っていない。
今でも夢も目的ももっている。
それがあるから幸せだという部分もある。
わたしがオウム真理教の信者や統一教会の信者を、とっても嫌いつつも、どこかで気になっているのは、わたしだった1歩間違えば、その道にすすんでいたかもしれないという、そういうところがあるからだと思う。
わたしはたまたま運よく、そういうところに入り込まなかっただけなのだと思っている。

「理想なんかなくても幸せ」。
わたしは、今、ようやくこれがどういうことなのかわかってきたような気がする。
夢や理想とかでなく、日常のひとつひとつのこと、それが幸せなんだと思う。
それは、「まぁええわ」というあきらめではなくて、もっと前向きなものだと思うけど、でも、わたしには、まだそれがどういうことなのか、よくわかっていない。
むずかしいねぇ、いきるって。

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