今日は明石球場へ市尼の応援。 そういえば、あのときの決勝はと思い出すと、もう25年も前のこと。 あのときわたしは三塁側にいた。 なんで応援に行ったのか、自分でも全然、覚えていない。 でも、あのときの感動が忘れられなくて、こうやって高校野球の応援を続けている。
試合後にその時、明石でプレイしていたという同級生に会う。 在学中は話することもなかったのに、こうやって母校を通じてお話できるというのも、不思議な縁。 試合で活躍するご子息の話をしていると、なんとも不思議な気分になってくる。
そうやってムカシのことを思い出すと、高校生のときって、わたしは、勉強ばかりしていた。 クラブ活動に一生懸命になる同級生たちに、わたしは、違う世界で生きているかのように、突き放すような目で見ていたと思う。 本当は、とっても羨ましかったのに。 そういう気持ちを隠すように、一生懸命、勉強していた。 それはそれでよかったこともある。 大学に行けたのもその勉強の賜物。 よかったと思っている。 でも、心のどこかに、後ろめたさがある。 なんで、挑戦しなかったのだろうと。 もう高校生のときを生きなおすことはできない。 でも、少しは取り戻せるかもしれない、そんな思いでいる。 |
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