BSEのリスクコミュニケーションに行った。 別会議をキャンセルして行ったので、自分なりに発言してきた。 せっかく神戸まで行ったのだから、ちゃんと意見表明しないと、、、という思いから。 でも、なんとか無難な発言で、ノルマ達成か。 何度か聞いていると、いろいろなことがよくわかってくる。
会場にはいろいろな人がきていた。 申し込みの肩書きこそ違うが、同じ組織の人もきていた。 今日は、あまり何も言われなかったけど、別に人に行ってもらった土曜日は、発言をチェックされていたらしい。 そういう監視をしようという姿勢が気に入らない。
前のほうを陣取っていた「消費者」たち。 あらかじめ考えられていた質問を何度も出していた。 BSEの原因や検査方法に関して、自分なりに調べて発言するのはいいけど、それって、自分と役人だけの関係であって、あとのフロアの人間を無視した形になっていることに気づいていない。
まず、話し合いの土俵を決めること。 その土俵で勝負すること。 それから始めないと話はかみ合わない。 でも、まずは土俵をめちゃくちゃにすることから始めようとする「消費者」たちには違和感を感じる。 「体制」には、なんでも反対するんだという「反体制」の人たち。 みんな一様に高齢だったりする。 ああいう人たちなのだろう。 反対することから始まるものもある。 でも、たくさんの人が参加する意見交換会では、結局、そういう人たちが時間をとってしまう。
わたしも後々、トシをとったら、ああいうふうになるのだろうか。 もうちょっと幅のある、変化に対応できる人間になりたいと思っている。 簡単そうで難しいことだけど、そうなりたいと思っている。 |
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