近畿農政局の委員をやっている。 なぜわたしにその役回りがきているのか、よくわかっていない。 自分でも「農政局御用達消費者」になっているようで、ずっと後ろめたかった。 まだ自分の得意分野の委員ならいい。 まぁ、実家が農家だったということで、農政への理解はあるほうだと思うし、生協でも産直はわたしが力を入れていた活動だから、得意分野かもしれないけど、でも、自分が消費者の代表として、そこにいることにはずっと違和感があった。
でも、その違和感が少しやわらいだ気がする。 わたしの活動というのは有償だけれども、自分のためというより、人のために動いているというところがある。 そういうところが、たんにモノを買っている「消費者」との違いなのかもしれない。 そうやって人のこと、社会のことを考えて行動してきたことが、それが行政に必要とされている、そういうことと理解した。 そういうふうに社会のことを考えるというのが、結構、身にしみついている、そんなことを感じた1日だった。 「プロ消費者」と自分のことを揶揄して言ったこともあるけど、わたしなりの「プロ消費者」像を作っていきたいと思う。 |
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