公費の無駄遣いの象徴のように言われている施設。 たしかに、運営費がいくらかかっているのかというくらい立派な施設、人員配置だった。 そういうことを知らなければ、純粋に楽しいと思ったかもしれない。 世の中にはいろんな仕事があるんやなーと、当たり前のことを思っただけやけど。
あんまりちゃんと仕事をしていないわたしにしたら、ちょっと別世界みたいなのもあったけど。 でも、こういう中途半端な状況にいると、仕事って何かなと思うこともある。 原稿料の入る原稿を書くのと、自分で好きなことを書くのも、わたしにとっては、いいものを書きたいという気持ちは全然、変わらないので、仕事か道楽かという線引きがない。 賃金が発生するところに厳しさは、もちろんあるけれども。
仕事って、何なんやろうね。 生活の基盤を作るものなんやろうけど、今のわたしはそういう基盤を作るほどの仕事をしていない。 そういう後ろめたさって、ぬぐえないなぁ。 もっとも、今はそういう状況にいることを選択しているのやけど。 これからどういう形で、仕事と関わるのあなぁと、そんなこともふと考えた施設訪問だった。 |
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