ストーカーという言葉が「日常語」になったのは、いつの頃からだろうか。 桶川の事件あたりからかなぁ。 つきまといみたいなのが「普通でない」と認識されはじめたのは。 でもそういう行為そのものは、ずっと前からあって、それが名前がつくことで、認識されていくということだろう。 セクハラだってそう。 「セクシャル・ハラスメント」って、全然、日常語じゃなかったし。
そのストーカーというかつきまとい。 つきまとわれるってほどではないけど、でも、おかしな人に好かれる、気にされるというのは、歴史が長い。 もちろん昔の話だけど、でも、昔からわたしにつきまとう人って、危ない人が多かったなぁと思い出して、そういえば今ももしかしてそんな感じ?と思われることがあって、やっぱり歴史が繰り返されるのかなぁと思っているところ。 つきまといで思い出したのが、上海へ行ったとき。 途中から、なんかおかしい、おかしいと思って、仕方がないので、同じツアーのおねぇさんタイプの人にわたしがつきまとって、なんとか逃れた。 帰ってきて写真をみたら、わたしの写真には、ぜったいにそのおじさんが写ってたし。 後半の写真は、おねぇさんとわたしとおじさんだったし。 そうしているうちに、その研修に1年前に行った人になぜか気にいられて、家にまで呼ばれて、家族で歓迎されて大変。 結局はその教室の講師にSOSをして、収拾をつけてもらったけど、そこで言われたのが「毅然とした態度をとらないあんたが悪い」と。 まぁ、そうなんやけど、でも、断ったらもっと怖いことなりそうで、当り障りないように振る舞っているうちに、ドロドロしていくんやけど。 たしかに毅然とした態度をとるのは苦手やけど、でも、そういう変な人につきまとわれるというのも自分のせいなんだろうかと思うと、一体、どうしたらいいの?と言いたくなる。 そういうことを20年経った今も、どっか引きずっているような気もするなぁ。 20年経ってもわたしはわたしやし。 それにしても、ヘンな人に付きまとわれないためにはどうしたらいいものか。 この日記を読んでいてくれたらいいけど、接点はたぶんない。あっても自分のこととは気づいてくれないだろう。 |
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