今日の日記

ひとりごとのようなこと、書いています。
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...... 2006年08月01日 の日記 ......
■ 特別な日   [ NO. 2006080101-1 ]
8月1日もわたしにとっては特別な日である。
母親が亡くなった日。
5歳のときだから、もう39年にもなる。

まだ、あの日のことはよく覚えている。
町内のレクレーションで、生駒山へバスで行った日。
山道だったのか、バスが大きく揺れていたことを覚えている。
その頃は、とっても積極的な子だったのか、バスのマイクで歌を歌っていた。
今では考えられないけど。

生駒で、空中ブランコに乗って、とっても怖かった。
泣き出しそうになっていた。
その思い出か、母の死とリンクしているのか、その後、空中ブランコに乗らなくなった。

それ以外のことは覚えていない。
家に帰って、しばらくしたら、母が倒れたらしい。
車で田圃の見回りに行った父が、忘れ物をしたからと戻ったら、母が倒れていたそうだ。

居間に母が寝かされていて、お祖父ちゃんや親戚の人が来ていた。
母が死んだと、いつどういう形で認識したのかも覚えていない。
眠ろうとしたときに、涙が出て仕方なく、かぶっていたタオルケットかバスタオルで隠していたような気がする。

その後のことも、あまり覚えていない。
お葬式のことを断片的に覚えているくらい。

5歳の自分が、親の死をどう受け止めたのか、よくわかっていないぶん、楽だったのかもしれない。
5歳と7歳の子どもをおいて亡くなった母の無念を思うと悲しい。

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