生徒さんと同じバスになり、しばらくお話した。 その人は、目の病気が進行すればやがて見えなくなるという状況らしい。 そのときのために、今、いろいろと技術を修得しておこうということのように思う。 今は、こうやって講習にきて元気になったけど、当初は落ち込んだとか。 当たり前だ。 見えている健常者むけにできている社会で、見えないということはハンディになるのは当然で、怖いに決まっている。 それを乗り越えるのは、たいへんだっただろう。
でも、一方で、みえない人で頑張っている人は、特別な人ではないと思う。 普通の人やったけど、そういう現実にあって、それに適応しながら強くなっていったのだと思う。
わたしにだって、これからどういうことが起こるかわからない。 病気、ケガ、どういうことが起こるかわからないけど、そうなったとき、たくさんの人と付き合っていることが力になりそうな気がする。 もし、目が見えなくなるようなことがあったら、今、知っているブラインドの人たちにいっぱい話しを聞いて、元気になろうと思う。 |
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