篠山へ行って、受付をして、チップをかえすわけでもなく、スペシャルを預けて、着替えて、ナンバーカードをつけて、エネルギー補給をしてと、結局、走らない選択をしていなかった。 でも、この足で走れるのかというのはしっかりある。 走れるところまで走ればいい、完走にこだわならないということは、わかっているんやけど。
走り始めたら、足が痛くなくて、ラッキーと思ったのも束の間、4キロあたりではもう足は悲鳴をあげていた。 着地するたびに、「痛い」と叫びたいくらい。 こんな足で42キロもつわけがないと思ったけど、痛みはどんどんひどくなるのではなく、ギリギリ走れるところで、なんとか留まっていた。 6.8キロから関門通過があぶなくて、あと何分、あと何分の連続やった。 そのあと何分の間は、不思議と足の痛みが消えているのも不思議やった。 自分の力を思い切り出して、諦めて終わるのは避けたかったので、とにかく前にいきながら、結局、完走してしまった。
こんな完走の仕方もあるものです。 故障をおして走ったことがいいことか悪いことはよくわからないけど、でも、完走できたことはよかったと思う。
2次会は、らごんにて。 どうしてこんなに美味しいのかってくらい美味しい。 美味しい食べ物があれば、こんなに幸せだとは。 一緒に行ったみんなも気にいってくれたようで、それが何よりも嬉しかった。 |
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